経営者は会社の利益を求め、従業員は自分の幸せを求めることを理解し、腑に落とす

経営

井上です。 

今日のテーマは「経営者は会社の利益を求め、従業員は自分の幸せを求めることを理解し腑に落とす。」です。 

経営者と従業員の考え方は相反するものだと理解する

「なんで言ったこともできないんだ」

「給料払ってるんだからもう少し頑張れよ」

「手の空いた時間にぼーっとするなよ。」

社長や経営者の方は一度は思ったことがあるはずです。

どんなに自分が頑張っても、苦しい思いをしても、なかなかその思いが従業員の方に届くことはありません。

しかし、だからと言って従業員さんとのコミュニケーションをないがしろにしていると経営者自身の心も店舗もどんどん崩壊していきます。

「経営者は会社の利益を求め、従業員は従業員の幸せを求める」

まずはこの考え方の違いを知って頂きたいのです。

もちろん経営者は借金をして起業をして家族もいる、従業員さんの給料も払わないといけない、家賃も、、、とたくさんの物を背負っていますので利益をあげないといけませんし利益をあげるのが仕事です。

しかし従業員はそこまで自分ごとにはしてくれません。

私達経営者が会社や家族、従業員さんを守るのに必死なように従業員さんもまた家族を守るのに必死なんです。

ここは絶対に交わることはありません。

なのでこのことを頭に入れておき、先に気づいたあなたから従業員さんとの関係を築いていただきたいと思います。

相反する経営者と従業員を近づけるには?

根本的に考え方が違うとお伝えしましたが、お互いがバラバラではいけませんよね。

近づく為にはお互いの共有部分を増やす必要があります。

この共有部分が大きい会社はいい会社と言われています。

共有部分とは会社の理念になります。

従業員さんの価値観と会社の理念の折り合いつくところをどんどん作っていくことが必要です。

従業員さんそれぞれにこうあるべきだという価値観がありますので、何かを伝えたい時も

「会社の理念・方向性だからこうしてくれないか?」

「会社の理念がこうだからもう少しこうしてほしい」

という話合いをする必要があります。

そのためにも会社の理念をしっかりと伝えていくことがとても大切になります。

一個人の意見ではなく会社としての方針・方向性のためにどうすればいいかな?というコミニュケーションが取れるようにしていきましょう。

ちなみに、私の院の理念は「私たちに関わる方の笑顔と幸せを追求する。」です。

綺麗事に聞こえるかもしれませんが、患者さんの笑顔だけでなく、従業員さんの笑顔も追求していく為にはどうすればいいかを常に考えて、休暇を増やしたり、ボーナスを手渡しにしたりしてきました。

患者様、従業員、会社が三方よしになって初めて関わる全ての方の笑顔に繋がるので、そこに重きを置き従業員さんと意見を交換しています。

私の院のスタッフさんもあなたの院のスタッフさんもめちゃくちゃ頑張ってくれています!

立場が違うだけなので、せっかくご縁のあった従業員さんと一緒に素敵な会社を作りたいものですね。

まとめ

本日は、経営者は会社の利益を求め、従業員は従業員の幸せを求めるという話をしていきました。

どちらが悪いわけでもなく立場が違うだけです。

このことを知っているだけでも従業員さんとの接し方が変わってきます。

・経営者は会社の利益を求め、従業員は従業員の幸せを求める。ということを理解する。

・会社の理念を元にお互いの共有部分を増やしていくコミュニケーションを取る。

この考え方を念頭に置き従業員さんと接してみてくださいね。

本日もご覧いただきありがとうございました。

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プロフィール
井上

保険型整⾻院を運営し薄利多売の形でうまくいっていたものの単価を上げた2店舗⽬を失敗、仕組みのない経営の不安定さを痛感する。経営を1から学ぶことを決意し治療院専⾨のコンサルティングを受けることで⾃分で数字をコントロールできるようになり経営状況は改善。スタッフ1 ⼈あたりで45万円まで売上が下がった状態から、スタッフ1 ⼈あたり100 万円を売り上げることに成功する。保険院からの⾃費移⾏、現場に出ながらスタッフと共に売上を上げる仕組み構築を得意としている。

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